前回はパターの覚える順番の説明になりました。
パターの覚える順番を間違えると
自分に合ったパター選びも出来ず
スコアもバラつく原因になります。
今回はその2として【芯で打つ】練習方法のご紹介です。
前回の記事はこちら
【ゴルフスコアUP】パターの上達・練習法①〜覚える順番が重要〜
芯で打たないどうなるの?
この様に2個並べた状態で打ってみて下さい。
トゥー側の方がヒール側より転がる事が分かると思います。
この転がりを数字で表すと
芯で打った場合を100%とした場合には
トゥー側が85%ヒール側が70%程度の転がりです。
2mの距離にカップがある場合
これが2mのパッティングでカップの奥30cmまで
打つとした場合には合計230cmなので1%=2.3cm
トゥー側は2.3×85=195.5cm
ヒール側は2.3×70=161cm
どちらもカップにすら届かず一生入りません。
まとめたのがコチラ
ポイント | 芯 | トゥー | ヒール |
転がり割合 | 100% | 85% | 70% |
2.3m打った | 230 | 195.5 | 161 |
カップまで2m | +30cm | -0.5cm | -39cm |
ヒール側で2mを打ったらどうなる?
じゃあ最初からヒールで
カップピッタリの距離を打つとどうなるか??
ヒールで2mを100%(70%)とした場合
1%=2.8cmになります。
すると
芯は2.8×100=280cm
80cmオーバー
トゥー側は2.8×85=238cm
芯で打った場合に80cmもオーバーしてしまいます。
*80cmはパターの長さより少し短い程度です。
まとめたのがコチラ
ポイント | 芯 | トゥー | ヒール |
転がり割合 | 100% | 85% | 70% |
2.3m打った | 280 | 238 | 200 |
カップまで2m | +80cm | +38cm | 0cm |
芯を外す事で起こる弊害
コースでこんな経験は無いでしょうか?
打てていれば曲がる前に入っていた。
実際には芯を外している可能性があるのにも関わらず
同様の状況(ライン)が発生した際にラインを膨らませて
打ってしまい芯で打っている為、そのまま曲がらず
カップを通過してしまうといった事です。
このような経験が積み重なってしまい
ラインの読み方が決まらないという事になります。
こちらでも書いていますがラインの読みが
後半にあるのはその為です。
【ゴルフスコアUP】パターの上達・練習法①〜覚える順番が重要〜
どのような練習をすればいいの?
これは自宅でもコースでも出来ますので別々にご紹介します。
コースでの練習方法
一番簡単な方法ですが
こちらの赤〇の部分にティーを挿して打って下さい。
少しでもずれるとティーに触れますので
芯を外した事になります。
この時にいきなり打つのでは無く
止まらず素振りを繰り返し、感覚を掴みましょう。
実際に玉を打つ際には距離は考えず気持ち良く打てる幅で
数球打つことにより、その日の基本となる距離が決まります。
自宅での練習方法
パターの芯以外をティッシュを長く丸めて覆うなど
芯以外を隠す方法がオススメです。
パターのフェースが傷付かない方法であれば何でも代用は可能です。
上記のコースの練習と同様に上下に何か物を置くのもオススメです。
*ティッシュ箱やペットボトル等